
今やプログラミングスクールは、色々な会社があり、色々な土地にあり、オンラインなど受講形式も色々とあります。

色々ありすぎて、どこがいいかわからない…
行動経済学で『選択のパラドックス』と呼ばれる現象があり、人は選択肢が多すぎると逆に決めづらくなり選択を回避するようになると言われています。
そこで、プログラミング講師として生徒さんに接して思う子どもに合ったプログラミングスクールの選び方についてお伝えしていこうと思います!

まず、スクールを選ぶ基準は3つ♪
プログラミングスクールを選ぶ基準
①オンラインかオフラインか
②先生との相性
③教材の内容
それぞれの詳しい解説を、さっそく始めていきます!
オンラインかオフラインか
まず、一番最初に大事なことは、通える範囲にプログラミングスクールがあるかどうかです。
近所にプログラミングスクールがない場合
お住まいの地域によっては、プログラミングスクールが近くにない場合もありますので、そうした場合はオンラインで学べるスクールを探すことから始まります。
近所にプログラミングスクールがある場合
通える範囲にプログラミングスクールがある場合、パソコンで受講するオンライン形式のスクールか実際に通って学ぶオフライン形式のスクールか、どちらも選択できます。

まずは、それぞれのメリットをみてみましょう♪
オンライン受講 (パソコン) | オフライン受講 (通学) |
移動の時間がない 場所に制約されない | 友だちと楽しく学べる 先生との交流が深まる |
オンライン受講では、場所の制約がなくなるのが大きなメリットです。働いている親御さんは、送り迎えを毎週同じ時刻に行えるとは限らず、その点をオンライン受講はカバーしてくれます。
また、子どもさんのなかには、色々なお友だちと学ぶよりも一人で学ぶことを好む子もいるので、オンライン受講のほうが合っている場合もあります。逆に、通学をして友人と学ぶほうがモチベーションが高まる子どもさんもいます。

つぎに、デメリットをみていきましょう♪
オンライン受講 (パソコン) | オフライン受講 (通学) |
楽しさの熱量が上がりにくい モチベーション維持が難しい | 時間と場所の制約がある 塾と重なり通えなくなる |
オンライン受講のデメリットは、画面越しの先生との交流になるため、楽しさの熱量が上がりにくいなどモチベーション維持が難しくなることが考えられます。
生身のお友だちや先生と会い、プログラミングの楽しさを五感で共有する体験は、とても大きな感動体験につながります。それが、モチベーションにも影響を与えていきます。
ただ、プログラミング自体がパソコンベースで行われる作業であるため、授業内容の共有自体はオンラインでも可能です。オンラインしか選べない環境であっても、その点はご心配になられなくて大丈夫だと思います。

それぞれに合った無理のない学習スタイルが一番!
先生との相性
プログラミングに限らず、どの教科でも先生との相性は学習効果に大きく影響します。そこで、まずは体験授業を受けて、どういう先生かを知ることをおすすめします。

熱血な先生がいい子どももいますし、静かに寄り添ってくれる先生がいい子もいます。
ただ、私が教えていて思う先生として大事なポイントは、先生がプログラミング知識を理解していて、プログラミングを使って物を作るなど作業経験があることです。
プログラミングは、何かを作るという目標のために手段としてプログラムを書いていきます。
英会話が、コミュニケーションという目標のために手段として文法練習を行うイメージと同じです。
生きた実践的な学習という点を考えたときに、子どもたちに目標を持ってもらい目標に導ける先生を選ぶことはとても大事になってきます。
教材の内容
スクールが提供する教材の内容も、スクール選びの大事な基準になります。
子どもたちが楽しめる教材であれば、自然とモチベーションが湧き、自律的に学習を進めていきます。

先生としてみていると、子どもたちは、自由度の高い内容を楽しいと感じるようです。
自由度が高いというのは、色々なものを自由に作れるということです。
その最たるものは、最近ではマインクラフトだと思います。
「マインクラフト」と検索すると出てきますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
教える側としては、マインクラフト以外の教材でも興味を引き出せるように努力するのですが、マインクラフトの内容自体が子どもの心を掴んでいるため、先生サイドの努力なしにマインクラフトは別格で人気があります。
また、他にもロボットをプログラミングで動かす授業も人気です。
手で触る学習というのは、作った実感があるため、五感をとても刺激するようです。

作る楽しさが先行すると、ややこしいプログラミングの文法学習でも、忍耐強く取り組んでくれます♪
まとめ
プログラミングスクールを選ぶ基準3つのおさらいです。
①オンラインかオフラインか
②先生との相性
③教材の内容
これら3つの基準をふまえて、子どもに合ったプログラミングスクールを選ぶときに大事なことは、子どもさんが楽しいと言ってくれるもしくは楽しそうということです。
楽しくなければ続きませんし、楽しいからこそ創造性が育まれ、自律的な学習へとつながっていきます!

子どもさんに合うスクールと出会えますように♪
この記事のまとめ
✓ プログラミングスクール選びの3つの基準
✓ オンラインかオフラインか
✓ 先生との相性
✓ 教材の内容
✓ 子どもの個性に合わせたスクール選び
✓ 子どもさんの楽しい気持ちが一番大事