子どもにプログラミングを教えたいときに、親にプログラミング知識は必要か?

小学生のプログラミング教育で親にプログラミング知識がない場合の子どもへのサポートの仕方や学習環境についての記事

親にプログラミング知識がない場合、子どもにプログラミングを教えられないでしょうか?

ぷろどあ
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プログラミングを小学生に教える私の経験から、親にプログラミング知識がなくても教えることはできます

むしろ、子どもにとって初めてのプログラミング体験の場合、親にプログラミング知識がないことは強みにもなります。

ぷろどあ
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知らないことの強み?

不思議に思われるかもしれませんが、子どもの発育過程とマッチした学習環境を作れるんです!

この記事では、強みになる理由学習環境の作り方について、私の体験も交えてお伝えしていきます!

親にプログラミング知識がないことの強み

教える側にプログラミング知識がないと、知る楽しさを同じ目線で共有できるという強みがあります!

子どもたちには自分で学ぶ力があり、知りたいという本能も強くあります。

そのため、「プログラミングを教える」というスタンスをとらなくても、一緒に見つけていく姿勢でいるだけで子どもたちが安心して学んでくれるんです。

また、プログラミングは、遊び体験のなかで興味を育むスタイルが合う分野なので、一緒になって楽しむと次のやる気へとつながっていきます。

そして、小学校1~4年生は、知っていることを教えたいという気持ちを持っています。子どもに「先生に教えてくれる?」というと、「いいよ!教えてあげる!」ととても誇らしげに話してくれます。

大人が教えるのではなく、大人が教わるスタンスは子どもの自信を育んでくれます。その自信は、子どもの年齢が上がったときに、自律的に学習をするための心理的基盤になります。

ぷろどあ
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プログラミング知識がないからこそ、純粋に知識欲を持つことができて、その親御さんの楽しさが伝わるんですね♪

褒めて寄り添うのが一番のサポート!

プログラミングだけでなく、他の教科でも同じだと思うのですが、基本的に「褒める」というのは、子どもの興味を引き出してくれます。

ただ、子どもの特性や性格に合う褒め方は様々。小さいときから子どもには個性があるため、ただ闇雲に「すごいね!」とだけ言っても心に響かないことも。

ぷろどあ
ぷろどあ

プログラミング教室で教えていて、子どもに合った褒め方の大事さを感じます。

静かに話すのを好む子、何も言わずに近くにいてほしい子、ハイテンションで話したい子など、その子に合った褒め方で興味を引き出していただきたいです。

また、褒めるというのは、「あなたを見てますよ、あなたに興味を持っていますよ」というジェスチャーにもなります。

ぷろどあ
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興味をもってもらえると、子どもたちは新しい課題に前向きに取り組めることに気づきました。見ててもらえる安心感は、子どもたちのやる気につながるんですね♪

学習環境のつくり方

最適な学習環境は人それぞれ家それぞれですので、これが正解!ということはありません。

一例として、私が思う「親御さんにプログラミング知識がない場合の学習環境のつくり方」をご紹介いたします。

学習環境例その1: チームパターン

親子で楽しく取り組めるプログラミングの教材を1冊用意し、チームとなって取り組んでいくスタイルです。達成目標は、子どもがプログラミングへの興味をもつこと。

一緒に見つけていくスタンスなので、子どものペースで一緒に学ぶことができ、プログラミングが初めての親御さんの負担が少ないというメリットもあります。

そして、最高の遊び仲間として子どもとプログラミングをできるので、親子の思い出もつくれます!

子どもが成長して大人になった時に、「あのとき一緒にプログラミングをしたのが本当に楽しい思い出だよ」と話してくれる姿を想像すると、じーんと感動するものがありますね♪

以下に、初めての親子プログラミングでおすすめの書籍をご紹介します!

学習環境例その2: ファンパターン

プログラミングの学習は街のプログラミング教室にお任せして、そこで作ったゲームやアニメを家で一緒に見て喜ぶスタイルです。達成目標は、モチベーションの維持継続をすること。

お家で興味を示すというのは、お教室でのモチベーションにプラスに影響するんです!

お教室のあった日に、「どんなのつくったの~?」と一緒に見て、「あなたの作品のファンなのよ~♪」とファン目線で色々感動を伝えると、見てくれてる安心感やファンができた喜びを感じて、子どもも嬉しくなりますよね♪

ぷろどあ
ぷろどあ

やる気も湧いてくる!

スクラッチは、クラウドに作ったものを保存しますので、ご家庭でもインターネット環境があれば見ることができます。

こちらのスタイルは、お時間がない親御さんにもおすすめです!

教える=共に楽しむ=最高の遊び仲間

私が思うプログラミング教育での「教える」というのは、一般的なイメージとは違うかもしれません。

難しいプログラミング知識を伝えることもできます。ただ、それを小学生の子どもたちにしてしまうと、プログラミングが嫌になってしまいます。

プログラミングでは「共に楽しむ」と、子どもの創造性を大切にしながらプログラミングの世界への橋渡しをできるように感じています。

プログラミング知識がなくても、共に楽しむことはできます!

ぷろどあ
ぷろどあ

親は子どもの最高の遊び仲間♪
親子プログラミングを楽しんでください!

この記事のまとめ
✓親にプログラミング知識がない場合もプログラミングを教えることができる
✓子どもと一緒に見つけていくスタンスが子どもの学ぶ力を育む
✓子どもに合う褒め方でやる気を引き出す
✓親にプログラミング知識がない場合の学習環境例2つをご紹介
✓親は共に楽しむ最高の遊び仲間