子どもにプログラミングを教えるときに、集中してくれなくて困るということはありませんか?
私も教えていると、子どもたちのやる気スイッチが見当たらないことがあります。
その原因は、ズバリ!飽きるからなんです。
プログラミングは、細かい作業や意味のわからない数字を打ち込む作業があり、飽きる要素がたくさん!
そうはいっても、飽きずに楽しく学んでもらえたらいいですよね ♪
そこで、この記事では、子どもたちに飽きを感じさせない環境づくりのコツをお伝えしていきます!
コツは、2段階プロセス
始めたばかりのころは、とにかく楽しい雰囲気づくり♪
少し学習が進んだころは、できた作品を褒める♪
学習期間によって教え方を工夫しよう!
初めてプログラミングを学ぶ子に教えるとき
プログラミング初学者に教えるときは、教える側のテンションを最大に上げて、楽しさを演出します。
街角でクリスマスの曲が流れていると、自然にウキウキしますよね。その自然な段階を目指して、「プログラミングって楽しいんだ!」と感じてもらうためです。
マウスのクリックのキレがいい!
数字キーの場所がわかってすごい!
テキストをちゃんと見てるね!
とにかく言葉にして笑顔でプログラミングの時間をいっぱいにします。
楽しいと、飽きる回数が少なくなります!
遊ぶなかで学べるって楽しいですよね♪
プログラミングに慣れてきた子に教えるとき
プログラミングテキストを読んで、少しずつ自力でプログラムを組めるようになってきたときは、作った作品を褒めるようにします!
そうすると、プログラミングをすること自体の楽しさやプログラミングで創りだす喜びを感じてくれるようになります。
プログラミングをとおして創造性を育んでほしいです ♪
これはやっちゃだめ! NGな教え方
他の子どもと比較するのはNG!
他の子どもさんと比較して、ちょっとでもお尻を叩こうというのはオススメしません。
子どもには生来の競争心があるのか、他のお友だちの作品が気になるのはよくあることです。子どもたち同士が、自発的に競い合うのは自然なことと思います。
ただ、大人が「隣のお友だちは、もうできてるよ」と言ってしまうのは、コンプレックスを植え付けてしまったり、苦手意識をプログラミングに持ってしまうことにもなりかねません。
おやつをご褒美にするのはNG!
おやつでなくても、プログラミングに関係ないもので学習を促すのはNGです。
わたしの失敗体験からのお話です (><)
心理学用語で外発的動機づけというのですが、本来やることと関係のないご褒美を約束すると、本来やることへの興味がなくなるということが起きます。
短期的には効果がありますが、プログラミングへの興味は失われる傾向に気づきました。
「このプログラミングをできたら、好きなゲームをしていいよ」という一言を伝えたくなるくらい、子どもたちのやる気がないときもあるかもしれません。
でも、体調やその日の気分で、やる気がアップダウンするのは大人でもありますよね。
やる気は、人から与えられるものではなく自分で見つけるもの ♪
やる気がないときも温かく見守りながら、ぼちぼち。そしたら、プレッシャーなく楽しんで学び続けてくれます。
大事なのは、続けること。
やる気を湧かせるのではなく、湧いたやる気を大事に ♪
この記事のまとめ
✓ 飽きる気持ちが子どものやる気に影響する
✓ 飽きさせない環境づくりは楽しさの演出と作品を褒めること
✓ 学習期間によって教え方を工夫しよう
✓ 他のお友だちとの比較はNG
✓ プログラミングと関係ないものをご褒美にするのはNG