スクラッチの操作とプログラミング知識を学べる一冊!

おすすめの本「Scratchで学ぶプログラミングとアルゴリズムの基本」を紹介する記事

『Scratchで学ぶプログラミングとアルゴリズムの基本』は、中学生以上の大人のプログラミング初学者の方におすすめの一冊です!

ご本の表紙はこちら
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おすすめの本として紹介している「Scratch」で学ぶプログラミングとアルゴリズムの基本」という本の表紙の画像
中植正剛・太田和志・鴨谷真知子 2023年3月3日, 日経BP社, ISBN 978-4-8222-8617-0
ぷろどあ
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さっそく、ご紹介します♪

内容の特徴

本格的なプログラミングの入門書という印象の一冊です!

専門用語がでてくる

まず、登場する単語が、プログラミングの専門用語です。理系でない初学者の場合、「乱数」「再帰処理」などの慣れない専門用語をみるとハードルが高く感じられるかもしれません。

でも、大丈夫!
きちんと定義が書かれているため、「乱数は、こういうものなんだ」と理解をしていけるようになっています。専門用語へ橋渡しをしてくれる一冊です。

難しい本になればなるほど、専門用語は知っていて当然という前提なので、定義を書いてくれている本ばかりではありません。

将来、難しい専門書に出会っても読めるよう、専門用語を外さずに書いてくださっている著者の方々の思いやりも感じられます。

文字情報が多く説明が丁寧

スクラッチの操作説明をベースに進んでいく内容なので、イラストなど画像イメージが多い構成となっています。

さらに、画像イメージだけでなく文字情報も充実しています。

文字情報が多いというのは、説明が丁寧ということ!

ぷろどあ
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初学者にはありがたいです♪

文字を多く読むことに向き不向きや慣れもありますので、文字情報が多いタイプの本で学びたい方にはおすすめです。

意外と難易度高めな内容も!

こちらのご本は、第6~8章でアルゴリズムについて説明しています。

個人的に、このあたりから難易度が上がった印象を受けました。

アルゴリズムとは、どのように課題を処理していくかという流れのことなのですが、初学者の方には抽象的なため難易度高めに感じられるかもしれません。

そのため、初学者向けのプログラミング書のなかにはアルゴリズムについては、さらりと触れて終わるものもあります。

でも、アルゴリズムはプログラミングを行っていくうえで避けては通れないことなので、こちらのご本でアルゴリズムの雰囲気だけでも知ることができるのは貴重です!

ぷろどあ
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まず、知る!って大事♪
アルゴリズムは、慣れたら分かってくるので大丈夫です。

スクラッチの説明が丁寧

ご本全体を通して、スクラッチの操作についての解説があります。

ブロックひとつひとつについて、その機能や役割について丁寧に説明がされていますので、辞書的にも活用できます!

特徴のまとめ
・専門用語が丁寧に説明してある
・画像イメージと同じくらい文字情報も多く説明が丁寧
・難易度高めの内容もあり先につながる学習をできる
・スクラッチの操作説明がわかりやすい
・スクラッチのブロックについて丁寧に説明

こちらのご本で学ぶメリット

内容は、とても本格的で充実していますので、学び甲斐があり、学んでいるときに知識を得ている手ごたえが感じられると思います。

もしかすると難しめに感じられるかもしれませんが、読み終えてみると知識が深まり成長しているのを感じられる1冊です!

おすすめの読者層

おすすめの読者層は、中学生以上の大人のプログラミング初学者の方や、子どもたちや初学者にスクラッチを教える大人の方です。

スクラッチの操作も知りたいし、プログラミングの知識も知りたい!というニーズをお持ちの大人の方におすすめです!

初学者から中級者への橋渡しにもなる一冊ですので、一通り学んだ初学者の方が、もう少し難しいことをしてみたいと思ったときに読まれるのもおすすめです。

※中学生以上の大人の方におすすめの理由は、漢字が多く、文字が多く、専門用語が多く、難易度がやや高いためです。

わたしの活用例

プログラミング能力検定(ブロックプログラミング)を受験する際に、こちらのご本を手元に置いて過去問を解いていました。

プログラミング能力検定で疑問に思ったことは、こちらのご本で調べれば、ほとんどが解決しました!

ぷろどあ
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以上、おすすめの本のご紹介でした☆